はじめに

取り付けを始める前に、お手元に届いた商品の内容および取り付けに必要な道具をご確認ください。

商品内容一覧

  1. 障子本体(2本以上)
  2. 竹製敷居すべり(障子1本につき1ヶ)
  3. 化粧キャップ(障子1本につき4ヶ)
  4. 戸スベリ(障子1本につき2ヶ)

必要な道具

  1. プラスドライバー(先の長いものがよい)
  2. 鉛筆、定規
  3. ノコギリ(横切り用=横引き刃のもの)
  4. カンナ・紙ヤスリ・カッターナイフのうちいずれか

(あれば)キリ、マイナスドライバー

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取り付け方

1. 敷居すべりを貼る

① 今の敷居すべりを剥がす

すでに敷居すべりがある場合は、剥がして貼り替えます。
ゴミが入らないよう敷居の溝を掃除してから、敷居すべりの端をキリなど先端の尖ったもので浮かし、取ります
両面テープが残りますが、そのままにしておきます。

! 古くなった敷居すべりが欠けて残ったり、埃が固まっている場合は、カッターナイフなどで取り除きます。


② 竹製敷居すべりを貼る

敷居すべりは、お客様の取った巾寸法より2㎜短く切ってあります。
端を1㎜あけて、裏紙を剥がしながら溝に貼っていってください
敷居すべりの巾は21㎜ですが、±1㎜程度の誤差がありますので、きつくて入らない場所もできます。
全体を貼ってから、最後にマイナスドライバーのような硬いもので溝の際に沿って押しつけてください

! 竹製敷居すべりは、ビニール製敷居すべりに比べて最初はすべりが悪いですが、使用している内に竹の油分がしみ出してきて、次第に動きが良くなります。

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2. 建て付けを調整する

① 障子を柱に合わせてみる

まず、障子を取り付けたい場所の下の溝(敷居)に入れ、引き手側を柱に合わせてみます
この状態で、障子と柱との間に隙間がないかを確認します。


② プラスドライバーで建て付け調整

障子と柱との間に隙間ができる場合、障子の両側面の下部に2つ並んだネジ穴のうち、下側にある建て付け調整ネジをプラスドライバーで回して立て付けの調整を行います

  • 建て付け調整ネジは、時計回りで上がり反時計回りで下がります
  • お届け時は一番下がった状態になっていますので、片側を上げて調整します。

上部に隙間ができる場合は柱と逆側の、下部に隙間ができる場合は柱側の建て付け調整ネジを時計回りに回してください

! 片方を上げすぎてしまった場合は、逆側を上げるのではなく上げすぎた側を下げて調整してください。
! 最後に微調整をしますので、この段階ではほぼ合っていれば大丈夫です。

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3. 上桟を切る

① 鴨居に沿って印をつける

立て付けの調整ができたら、溝に入れたまま鴨居に沿って上桟に鉛筆で印をつけます
障子の裏側になりますが、鴨居から鉛筆が離れないよう注意して行ってください。


② ノコギリで上桟を切る

障子を溝から外して、横向きにします。
横向きにした手前と上側の面に、先ほど付けた印から先端に向かって1cmのところに線を書きます
その線を、横切り用のノコギリでまっすぐに切断します


③ 面取りをする

左右両方の上桟を切断できたら、その角をカンナか紙ヤスリ、またはカッターナイフを使って面取りします

! カッターナイフを使用する場合は、手や指などを切らないよう十分注意して行ってください。

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4. 取り付ける

両側とも面取りまで済んだら、取り付けてみましょう。
持ち上げて上の溝に入れてから、下の溝に落とします
閉めてみて柱と合わない場合には、再度2. 建て付けを調整する の②の手順で建て付けの微調整を行ってください。
調整しても高さが足りない場合、付属の戸スベリを高さが足りない箇所の高さ調整アジャスターの底面に貼り付けます
建て付けの最終調整が終わったら、全ての調整ネジの穴に化粧キャップを押し込んで取り付け完了です。

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うまく入らなかった時は……

・上桟が、鴨居の溝の中に当たっている

当たっている方の上桟を、3. 上桟を切る のの手順で3㎜程度切り直します。

・上桟の欠いてある部分が、鴨居の溝の入り口に当たっている

2. 立て付けを調整する の時に両側で上げすぎてしまった場合は、片側を目一杯下げて、反対側を上げるだけに調整し直します。
片側が目一杯下がっていても当たる場合は、欠いてある部分を当たる方だけ5㎜程切り直します。

・柱が曲がっていて、上手く付かない

障子をカンナで削るか、自信のない方は市販の隙間テープなどで塞いでください。


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さらに不明点があれば、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。